角川つばさ文庫

つ

つばさちゃんと本のたび

なおこ、宇宙飛行士になる 作/滝田よしひろ 絵/宮尾和孝
星が好きなふつうの女の子が宇宙飛行士になった!
ふわりと漂う風 木々から運ばれてくる緑の香 優しい太陽の光 ——私たちが生きる地球はとってもすばらしい!
私が宇宙から帰って来て一番最初に思ったことです。 宇宙飛行士・山崎直子
山崎直子(やまざきなおこ)
1970年、千葉県松戸市生まれ。
1996年、東京大学大学院修士課程(航空宇宙工学専攻)を修了。
1996年、NASDA(宇宙開発事業団・現JAXA)に勤務。
2001年、宇宙飛行士として認定される。
2006年、NASA(アメリカ航空宇宙局)よりMSとして認定される。
2008年、STS-131ミッションのMSとして任命される。
2010年4月5日、スペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗し、宇宙へ。
4月20日帰還。
©NASA/JAXA 2010(写真提供)
2010年4月5日、スペースシャトル・ディスカバリー号打ち上げの瞬間。/STS-131の公式ポスター。/宇宙では液体が球状になる。
国際宇宙ステーション(ISS)内の日本実験棟「きぼう」に集まったディスカバリー号のクルーとISSのクルー。/オレンジスーツの重さは、40kg以上あります。/2010年4月20日、無事地球へ帰還。
私は、ほんとうに宇宙に来たんだ!それまで床に押さえつけられていたホコリが、ふわふわと私のまわりを漂い、「ようこそ、宇宙へ!」とポインデクスター船長の声が響きわたりました。
2010年4月5日、アメリカ東部時間午前6時21分。
星空やプラネタリウムが大好きな、ふつうの女の子が、留学、恋愛、結婚、出産を経験して、宇宙飛行士・山崎直子になる夢をかなえた物語。
スペースシャトルって?:スペースシャトルは、NASA(アメリカ航空宇宙局)が開発した世界初の再使用型宇宙機。ロケットのように打ち上げられ、飛行機のように着陸できる。宇宙に物を運んだり、軌道上での宇宙実験などに使用されている。山崎直子宇宙飛行士が搭乗したのは、スペースシャトル・ディスカバリー号。
宇宙飛行士って?:宇宙船に乗って宇宙を飛行する人のこと。科学的な実験や、機械などの専門知識が必要とされる。いろいろな国の人といっしょに仕事をするので、協調性や、健康な体、たしかな語学力も大切です。