シリーズ新訳 ドリトル先生

アヒルがバレリーナで、子ブタは大スター? ようこそドリトル・サーカスへ

新訳 ドリトル先生のサーカス

書影:新訳 ドリトル先生のサーカス
  • 発売日 :
  • サイズ : 新書判
  • ISBN : 9784046311948
  • 定価 : 924円(本体840円+税)

アヒルがバレリーナで、子ブタは大スター? ようこそドリトル・サーカスへ

●あらすじ
おさいふがすっからかんのドリトル先生。もう動物たちとサーカスに入るしかない! 気のどくなオットセイを助けようとして殺人犯にまちがわれたり、アヒルがバレリーナになる動物劇を上演したり。大こうふんの第4巻


●新訳ドリトル先生シリーズについて
動物のことばが話せるお医者さん、ドリトル先生。博物学者でもある先生は、助手のトミー少年や動物たちとともに世界中を冒険します。海ぞくと対決したり、巨大カタツムリと海底旅行したり、サーカス団や動物園も作って、月旅行なんかもしちゃったりして! びっくりゆかいなお話がいっぱい! そして、すべて読みおえたとき、この壮大な動物と人間の物語に、きっとあなたは胸をうたれ涙します。一生の宝物になる名作です!


●新訳のここがポイント!
「ドリトル先生」といえば、先行の井伏鱒二訳(岩波文庫)を思いうかべる方も多いかと思いますが、あちらは1951~79年にかけて出版されたもので、時代の制約もあったせいか、原文どおりに訳されていないところも多くあります。ですが、本作ではそうした点をすべて改めています。

・ダブダブが焼くおやつが先行訳では「パン」だが、正しくはイングリッシュ・マフィンであるため、新訳では「マフィン」に。
・ガブガブの好物は先行訳では「オランダボウフウ」だが、正しくは「アメリカボウフウ」。新訳ではこれを英文そのままの「パースニップ」に。
・世にもめずらしい動物pushmi-pullyu(頭が二つある動物)は、先行訳では「オシツオサレツ」だが、新訳では「ボクコチキミアチ」に。

などなど、イギリスの文化背景を知っていないと正しく訳せないくだりが今の日本語で美しく訳されています。

本を買う

紙の本を買う

電子書籍を買う



シリーズ一覧